絵画、彫刻、工芸、現代アート、古今東西、様々なジャンルのアート作品を観賞しながら、作品に込められた巨匠の思いや、卓越した技法の秘密、作品を生みだした時代の息吹など、美にまつわる物語を放送している番組。
現在では、NHK EテレとNHKワールド・プレミアムで放送されているがが、1976年放送当初から1997年まではNHK教育テレビで放送されており、1997年「新日曜美術館」として生まれ変わったが、2009年から再び「日曜美術館」に改名されている。
重な内容としては、ひとりの巨匠の世界を10の傑作から掘り下げる「夢の傑作10選」や、魅力的な旅人が話題の美術館やアートスポットを訪ねる「アートの旅」、後半に放送される「アートシーン」では、全国で開催されている展覧会情報をご紹介している。
出演者たち
現在は、千住明とNHKアナウンサーの森田美由紀が司会を勤めているが、2013年4月からは、井浦新、伊東敏恵(NHKアナウンサー)へとバトンタッチする。
これまでに28名が司会者を務めている。
おしゃべりなカラダたち
2011年7月17日放送の番組ではメトロポリタン美術館「クーロス像」、アテネ国立考古学博物館「アルテミシオンのゼウス」、ヴァチカン美術館「ラオコーン」、ルーヴル美術館「サモトラケのニケ」など、世界の主要美術館が所蔵する超一級のギリシャ彫刻に注目。「プロポーション」「筋肉」「ポーズ」「感情」など、ギリシャ人が人間のからだを表現するためにテーマを設けては人体表現を進化させていった様子を、細部にわたり探っていく。